ライバルに学べ！動画活用事例まとめ〜ウェブサービス編〜

UGOKIE Lab.

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動画活用事例

2015年10月13日

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業界別の動画活用事例をまとめてご紹介する「ライバルに学べ！動画活用事例まとめ」シリーズ。今回はウェブサービス編です。今回は仕事効率化、ネットショップ(EC)、ソーシャルリクルーティング、クラウドソーシングなどのジャンルごとに分けさせていただきました。

仕事効率化

ビジネス向けのサービスですが、使うのは人です。堅苦しくならず、サービスを利用したいと思わせる映像表現が大切です。

Talknote

社内向けに特化したSNS『Talknote』では、利用シーンや導入することで得られるメリットを、手書きイラストを使ったアニメーション映像でわかりやすく説明しています。この映像表現はファイル共有サービスの『DropBox』やクラウドファンディングサービスの『CAMPFIRE』のプロモーション映像でも見られた手法です。

上記の動画に加え、以下の動画では他のサービスとの違いを、実際に『Talknote』を導入している企業へのインタビューで紹介しています。インタビューに登場する企業の業種がさまざまで、ユーザにとっても利用シーンの想像の幅が広がります。

Talknote導入事例④「株式会社セーフセクション」（福祉）

Talknote導入事例⑥「株式会社ギャプライズ」（IT）

Talknote導入事例⑦「レストランバンク」（飲食）

freee

全自動会計サービスの『freee』では、アニメーションを使った映像で難しいイメージのある「会計」を親しみやすく伝えています。また、サービス利用までの工程を3つのステップで短く説明するなど、サービスが誰でも簡単に利用できることをアピールしています。

freeeはサービス説明以外でも「誰でも簡単に」という部分を伝える動画をいくつも公開しています。freee専属の会計士やYouTuberによる使い方説明、各種機能の説明を細く分けた短い動画で紹介するなど見やすさを意識した活用が見られます。

クラウド会計ソフトfreee(フリー) 使い方紹介動画

freeeを使いこなすためのたった２つのポイント（前編）

freee専属の会計士によるセミナー動画です。ユーザーの悩みに添った内容で、実際の操作画面を映しながら丁寧な解説が行われています。

世界一ラク⁉︎全自動会計ソフトfreee(フリー)で青色＆白色確定申告☆

YouTuberとのコラボによる使い方動画です。freeeを使った確定申告の方法をわかりやすく説明されています。

CasterBiz

『CasterBiz』は経理、人事、秘書業務等を委託できるクラウドソーシングサービスです。オンライン秘書と銘打っているからか、サービス紹介の映像ではサービスを女性に置き換えての説明がされています。これは秘書＝女性という世間一般のイメージに沿い、よりサービスをわかりやすく直感的に伝えるための工夫でしょう。

Prott

ウェブサイトやアプリの制作に必要なプロトタイプが作れるウェブサービスです。サービス紹介映像から伝わるのはPCとスマートフォンどちらからでも操作ができ、複数人での共有も可能で、紙に描いた絵からでも作れてしまうということ。言葉は少なくても見せ方でそれらを伝えることができるのが映像の魅力です。

Prott Tutorial「Snap & Crop Your Sketch」

サービス紹介映像では伝えきれなかった、各機能の詳しい使い方を短い映像で機能ごとに紹介しています。

ネットショップ(EC)

実際にネットショップを立ち上げるまでの過程を紹介した動画や、サービスの使い方を短い時間の中でさっと説明する動画が目立ちます。手軽さを強く押し出すことで、まずは利用してもらうという狙いが垣間見えます。

BASE

『BASE』は自分のネットショップを誰でも簡単に作ることのできるウェブサービスです。サービスの紹介映像では「とにかく簡単」であることを前面に押し出し、極力余計な情報を排除したシンプルなアニメーションで表現されています。映像の長さや表現、情報のわかりやすさから、幅広い層をターゲットにしていることが伺えます。

ネットショップのサービスですが、リアルなイベントも開催しており、そのイベントのイメージ映像や当日の様子、出展者インタビューをまとめた映像なども公開されています。

WeekendBase 飾らない、暮らし

BASEが開催した『WeekendBase』というイベントのコンセプト映像です。

WEEKEND BASE 渋谷ヒカリエムービーレポート

WEEKEND BASE 青山エリア BASE ショップオーナー MEETUP　イベント映像

STORES.JP

先に紹介した『BASE』同様、誰でも簡単にネットショップを作ることのできるサービスです。こちらもサービス紹介映像にはアニメーションが使われていますが、動きの早さや使われている音楽、紹介されている商品から若者にターゲットを絞っている印象を受けます。

プロモーション映像の他に、15分という少し長い尺でサービス利用者へのインタビュー映像も公開されています。

STORES introduction 15min

SUZURI

『SUZURI』は、自分で描いたイラストや撮影した写真からオリジナルのグッズが作れるウェブサービスです。「思いつたらすぐ作れる」というメッセージが映像から伝わると同時に、何が作れるのかを短い時間の中で効果的に紹介しているプロモーション映像です。

TIME TICKET

自分の時間をチケット販売できる『TIME TICKET』は、ネットショップの中でも一風変わったウェブサービスです。サービス紹介映像では、どんな人がチケットを売っているのかを見せることで、利用者の不安感を和らげています。また、カメラマンやDJ教室、ネーミングを考えるなどジャンルの特殊さから興味を持ってもらうという動線がしっかりと考えられ動画制作を行っています。

ソーシャルリクルーティング

新しい求人の形を提案しているサービスであるため、そのコンセプトや想い、どうやって使うのかどんなメリットがあるのかを、視覚的にわかりやすく説明するためには動画は最適ツールです。

vivivit

『vivivit』自分の作品や技術、活動の記録などを投稿することで、ポートフォリオ（作品集）を作成することのできるウェブサービス。そのポートフォリオを見て興味を持った企業から連絡が来る仕組みとなっています。求職者をターゲットに、ポートフォリを通して企業と出会えることをイメージできる映像となっています。

Wantedly

『Wantedly』はfacebookアカウントと連動でつながりを可視化したり、いきなり面接ではなく、オフィスに遊びに行くというシステムなど仕事探しの新しい形を提供しているウェブサービスです。

Wantedly 採用事例：株式会社ディー・エヌ・エー

クラウドソーシング

サービスの歴史がまだ浅いことから、利用することで得られるメリットや品質、どんな人がどんな思いで利用しているのかを伝えることでサービスとしての信頼感をPRしています。また、映像で生の声を伝えることで、「信頼感」「安心感」はより強く印象付けることが可能です。

Lancers

『Lancers』は、日本の二大クラウドソーシングサービスの一つです。サービスの紹介映像は企業向けの内容になっており、発注側の企業数を増やすという目的で動画制作を行っていることががわかります。

サービス紹介映像の他に、発注側と受注側それぞれにインタビューし、サービスを利用することで得られるメリットやどんな思いで利用しているかなどを映像で発信しています。

新しい働きかたをつくる　つながる個の想い

CloudWorks

『Lancers』と並んで日本の二大クラウドソーシングサービス一つです。『Cloud Works』は、受注側の想いと発注側の想いを伝えることで、フリーランスと企業それぞれにアプローチしています。

まとめ

いかがだったでしょうか。

ウェブ上で完結してしまうサービスだからこそ、立ち上げに至った想いや、サービスの特徴など、人物を登場させてPRすることで信頼感、安心感をユーザーに伝えていくことが大切になってきます。これからサービスの立ち上げを考えている方、または既にサービスを立ち上げていて情報発信の方法にお悩みの方は、動画という選択肢を考えてみてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人

UGOKIE編集部キツナイ