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【2015年版 広報・宣伝担当者のためのWEB動画広告10のヒント】
2015年05月06日
WEB動画を制作する前に、どんなユーザーがWEB動画を観ているのか知っておきましょう。
ネットユーザーの動向1.ネット動画はパソコンでの視聴が多い。
2.ネット動画視聴タイミング 1 位は圧倒的に「自宅で暇な時」
3.視聴時間帯は、20-21 時台が約半数、22-23 時台も 4 割以上
4.視聴時間は若年層ほど、そして男性ほど長くなる傾向
5.パソコンと比べ、スマートフォン、タブレットでの視聴は短くなる傾向
6.視聴のきっかけ、「自発的に検索して視聴」が主流。「他の Web サイトを見て」「SNS で見かけて」も約 3 割
7.シェア経験者はスマホでの視聴が多い
8.約 4 割がネット動画のシェア経験あり
シェアされる動画の特徴9.ポジティブな内容の動画は、シェア傾向が高く、視聴誘引の鍵
10.「音楽・ライブ」と「一般ユーザーが撮影/編集した動画」の人気が高く、シェア傾向も高い
動画の視聴において、今はパソコンの方が主流という結果です。しかし、
Youtubeやニコニコ動画などの大手動画コンテンツサービス においては、 パソコンよりもスマートフォンでの利用が主力になりつつあります 。 WEB動画の視聴時間帯は20-
23時台が4割以上となっており、就寝前の時間を利用した動画の視聴が多く見受けられ ます。 また、視聴者の
約4割がWEB動画のシェア経験があるとの回答をしています。シェアされたものは爆発的に拡散していく傾向があります。これからは「いかにシェアされるか」 を念頭に置いたWEB動画の作り方が求められる時代といえるでし ょう。 思わず見てしまうネット動画の内容を調査した結果、総じて自分にポジティブな影響を与える内容に興味が高く、特に「 楽しい」は全体の半数以上の人が見たくなると答えています。 また、「かわいい・癒し」、「役に立つ・ためになる」 がそれに続いています。 それぞれのキーワードを個別に見ると、それぞれで異なるおもしろい特徴がありました。
「楽しい」特に10代女性の7割以上が「楽しい」動画を好んで視聴しています。「かわいい・癒やし」女性向けのキーワードといえます。 男性では、30 代だけ 4 割近くの人が関心を持っています。 バリバリ働く世代だけに、動画に癒やしを求めているのかもしれませんね。「役立つ・ためになる」年齢が高くなるほどこのキーワードに興味が高くなる傾向があります。 最も関心が高いのは60代男性、50代〜60代の女性も関心が高いです。 子育ても一段落し、比較的時間に余裕が出てきた世代が多いようです。「感動」性別問わず、50代〜60代が特に強い興味を示しています。 逆に10代男性は最も興味が薄いとの傾向が示唆されています。「驚く」男女比では30〜60代男性の興味が高めですが、最も多いのは60代女性という結果に。「有名人・セレブリティ」女性で若年層ほど興味をもつ傾向があります。 逆に60代男性では10%を切る関心の薄さです。「アクシデント」男性の興味が高く、女性は全体的に低い結果に。「くだらない」男性の方が「くだらない動画」を好む傾向があります。 また、20 代・30代男性の関心が高く、その割合は50代・60代男性の 3 倍以上になります。「セクシー」女性の興味関心は全選択肢の中で最も低い値となりました。「シリアス(社会的)」60 代男性が 3 割近く回答しており、突出していました。 他の年代は総じて低い傾向にあります。「怖い」全体的に割合は低いという結果に。 その中では若年層ほど高い傾向があり、20 代女性が最も高い関心を示しています。「ゴシップネタ」全体的に「ゴシップ」について見たくなると答えた人は少ないという結果に。 その中では 60 代女性が比較的高い関心を示しています。「恋愛」10 代女性が突出して興味があり、それ以外の関心が薄いという結果に。 全体でみると、見たくなる動画として、選択肢の中では最も人気がないキーワードとなりました。どうでしたか?これらのキーワードやターゲット設定を考慮して人気ジャンル を扱ったWEB動画を作れば、より視聴・ 拡散される可能性が増えるのではないでしょうか。 低予算でも、技術がなくても、アイディアさえあれば一気にに広まる可能性があります。 今年もWEB動画からますます目が離せませんね!引用IMJ調査レポートインターネット動画の視聴・シェア実態調査
http://www.imjp.co.jp/press/release/20141127.html
情報通信白書平成26年版(総務省)
http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h26/html/nc141100.html