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映像は作った!でもその後は?ターゲットメディアフォーラムで見つけた効果的な掲載メディア 4ケース【前篇】
2015年08月06日
採用映像・会社紹介ビデオ・サービスプロモーション映像などなど、近年では動画を活用する企業がますます増えてきています。
素晴らしい映像はできた!自社のWEBサイトで流すだけではもったいない!
でも、それ以外にどこにどう使えばいいのかわかならい。
今回は、そんな悩みを抱えた担当者必見!
7月に開催されたターゲットメディアフォーラムからの最新情報を交え、ケース別のメディア展開方法を前篇後編の2回に渡りお届けします。ケース1.メールで既存顧客へアプローチしたい
既に顧客のリストがある場合、メールマガジンやDMなどがよく用いられます。これはこれで効果はありますが、「動画を見てもらいたい」という場合には、文面に動画のURLを記載する位しか方法がありませんでした。しかし、これらの古いツールも最近では動画との親和性がより高まってきており、よりインパクトのある見せ方ができるようになりました。
その1つがHTMLメールです。HTMLメールとは、通常のテキストメールと異なり、ホームページのように装飾をしたメールを送ることができるメール形式のひとつです。HTMLメールを使うと、簡単に動画を埋め込み、メールの中で直接動画を見てもらうことができるようになるんです!
HTMLメール自体は昔からありましたが、ホームページを作る専門的な知識が必要なため敷居が高く、回線の遅さも相まってあまり利用されてきませんでした。しかし、いまや時代はブロードバンド。回線速度の条件は満たされ、より簡単にHTMLメールが作成できるサービスもでてきました。
そのひとつがMailUpです。
MailUpはブラウザで編集できるHTMLメール作成サービス。ホームページの専門知識不要で、動画も簡単に埋め込むことができます。元々は海外で実績のあるサービスでしたが、最近日本語化され日本でも利用できるようになりました。なんと、ターゲットメディアフォーラムの前日に日本語化が完了したばかりのHOTなサービス!配信にかかる時間に応じて安くなるという点も特徴のひとつ。タイムリーな配信ではなく、定期連絡的なメール配信が多い企業には嬉しいですね。
ケース2.インパクトのあるイベントで集客したい
販促・告知イベントを打ちたい担当者にオススメなのが、AR動画を使った参加・体験型イベントです。
ARとは拡張現実のこと。電子的に紐付けがされた写真・文字・マーカーなどをスマートフォンのアプリで読み取れば、画像・音声・映像などを見ることができるようになります。ケータイのQRコードをパワーアップさせたものと理解するとわかりやすいです。
そんなARサービスから、今回ご紹介するのは株式会社三進社の「a+print」。
三進社ウェブサイト:http://www.sanshin-sya.co.jp/activities/ar/aprint
ARをDMやチラシと組み合わせ、これまではクーポンや割引券などでしか測れなかった効果を、WEBのアクセス解析で計測できるようにしたサービスです。
会場で配られたDMはなんと下書き状態・・・。この冊子をARアプリで読み込むと・・・空白に漫画が描かれ動き出した!!ほぼ白紙のDMなんて見たことがなかったので、これはつい見たくなります。
このように便利で面白いARですが、1つだけ難点があります。ARを見るには専用のアプリをインストールしなければならないのです。しかし、そのハードルを簡単に超える方法がひとつあります。それは、ARの使用を「体験の一部」として組み込んでしまうこと。
例えば、デパートの子供向け売場でイベント行う場合なら、会場内にある昆虫のイラストをスマホで読み取り、昆虫動画を集める「スマホで昆虫採集!目指せ虫博士」などの企画も考えられます。子供が自分で遊べるイベントにできると、親御さんも楽ができるので度々足を運んでくれるかもしれませんね。
このように、参加時点でAR動画を使うことが前提になる企画であれば、アプリをインストールするハードルが一気に下がります。イベントテーマと組み合わせた「体験」を提供できるのがARの最大の強みではないでしょうか。
後編はこちら